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銀河英雄伝説 外伝から見るか本伝からか [銀英コラム]

銀河英雄伝説の外伝。

私は本伝しこたま見た後にみました。
それはそれで面白いことは面白いんです。

「OH!ワーレンがラインハルトに射撃のコーチしてる。」
とか、
「OH!ケンプってワルキューレ乗りだったのか。」
とか。
結論を言いましょう。

銀河英雄伝説は確実に外伝から見るべきです。

ラインハルトとキルヒアイス。
100話以上ある中の30話くらいでキルヒアイスが抜けます。
30話たらずでも充分に2人の絆の大きさは伝わるのですが
先に外伝から見ることでさらに2人の絆を強く感じることができます。

同盟サイドの外伝ではエルファシルの詳細な流れも見れます。
本伝から入ると、エルファシルってとこでヤンがヒーローになった
という軽い認識のまま通過してしまいます。

より詳細な流れを把握して本伝に入れば
リンチ少将が出てきたときも「ああ。あのときの。」って感じで見れます。

捕虜収容所でヤンに初めて出会うことになるムライ中将なども
本伝から入ると、最初っからなんとなく参謀してるオッサン。

って感じなのですが、外伝から見るとムライの公明正大な性格や
格式ばった厳格なオヤジだけど実は照れ屋で優しい性格であり
ヤンに幕僚としてあの縁で呼ばれたんだなとわかります。

私見ですが、とにかく外伝ありきです。
外伝ありきの本伝ですね。

まあ、外伝の中でも「決闘者」は見なくていいです。
ワーレンに射撃コーチしてもらってるシーン見れば充分。
決闘者だけは実にくだらないです。

ラインハルトがパソコンで古武道の検索してて
日本の剣術とか出てきたわけです。
このフラグはまさか・・・

と思ってたらそのまさかが・・!
見てない人は御確認ください。

叛乱者。
これは最高の出来です。
リアル社会。リアル会社生活そのまんまですね。

叛乱者見てきずいたのは、駆逐艦レベルでも
軍医からエンジニアに色々な人が乗ってるということです。
駆逐艦レベルでも100にんくらいは乗ってるんではないでしょうか。

トールハンマーで派手に艦隊が消滅のシーンありますが
あれは惨いですな。

銀英コラム集



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銀河英雄伝説名言 トリューニヒト [トリューニヒト]

銀河英雄伝説名言 トリューニヒト

「私はみんな知っているんだ」

ヒルダの機転。ミッターマイヤーとロイエンタールに
ハイネセンを直撃させ同盟政府に降伏勧告します。
拒否すれば首都に無差別攻撃。
降伏すればトリューニヒトの罪は問わない条件付。

これはもう飛びつくしかないでしょう。
そこへ、にわかに愛国心に目覚めていた国防委員長の
アイランズが降伏拒否を主張。


トリューニヒトはアイランズの悪行の数々を公に晒します。
・軍事業者からリベート
・選挙資金の流用
・公費で愛人と旅行

アイランズもろくでなしですが、驚いたのは
「私はみんなしっているんだ。」
と言うトリューニヒトの用心深さですね。

やはりトリューニヒトは出来る男です。
銀河英雄伝説では悪役の憎まれキャラ設定ですが
彼の屁理屈にも聞こえる自己主張や言い訳にしか聞こえない
状況説明などなど。

世知辛くタチノ悪い世の中を生きていくうえで
身を守る武器になると思います。

アイランズの素行を事細かく調査してたんでしょうね。
なんのためか?
裏切りそうになったときの対処ですね。
弱味を握って自分の意のままに動かすためです。

これくらいの用心深さがないといけませんね。
意外とトリューニヒトは純真だったのかもしれません。
でも、色々経験する中で

「人は裏切るものだ。」

ということを痛いほど知り、対処策として
割り切ってこういうやりかたしてるだけな気もします。

ふぞろいの林檎たちで、外国人労働者を繋ぎ止めようと
誕生日にマグカップ贈った中井貴一でしたが、あっさり
他所に転職する外人のシーン。

人が動くのは結局、自分自身の利益かリスク。

トリューニヒトはここいらへんを凄く理解してます。
ネグロポンティーが、自分だけ責任を取るのは嫌だとゴネた時、

「私も責任を取って総辞職しよう。でも残念だ。
 今の地位にいれば次の君のポストも世話できるんだが・・。」

ネグロポンティーにリスクを感じさせると同時に
利益へと誘導してます。
ヤンやラインハルトは所詮漫画です。
処世術、楽に有能に生きる為の手本。
ヨブトリューニヒトにありです。


しかし、アイランズやビュコック爺さんは立派だと
若いころは思ってましたがろくなもんじゃありません。
降伏勧告拒否して無差別攻撃受ける民衆の身にもなってくれ
ってやつでして。

ハイネセンで家族と普通に暮らしてる私。
と設定入れて考えたとき、どう思うかですね。
ヤンも言ってたじゃないですか。

国家の下に個人があるのではなく
個人の集合体が国家なのだと。

国家守るために民衆への無差別殺戮を容認する
ビュコック爺さんに矛盾感じてしまいますね。

トリューニヒトの決断は、自己福祉オンリーなものではありましたが
ゴール的には正解だったのではないか?
そう思います。

トリューニヒト名言


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