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銀河英雄伝説名言 チュンウーチェン [チュンウーチェン]

銀河英雄伝説名言 チュンウーチェン

「1隻でも艦艇が残ってる限り、司令長官には 
生きてこそ責任を取っていただかねばならんのです。」

ランテマリオ。帝国軍の双頭の蛇に敗れたビュコック。
責任を取るため自決しようとしたところを、総参謀長の
チュンウーチェンが止めたときの言葉。


チュンはこの戦いが終わった後のことも見通しており
軍事裁判で、敵の銃口に対して責任を取れと
ビュコックに箴言します。

ちょっと笑ったのは、制服組から3名は軍事法廷の被告が
いるでしょうと言った後、自分達2人の他にドーソン大将の名前を
上げていたことです。

ドーソンもブラウンシュバイクみたいになるんじゃないか?
「わ・・わしは・・死ぬのは嫌だ。」
というシーンを思い出しました。


しかしこのチュンという男。デキる男ですな。
総司令官の感情としては、「このまま死なせてくれ。」
ってところです。

ヒロイックな気分で責任とって武人としての生を終えたい。
ましてや、敵の銃口で終わるというのは
武人として屈辱以外の何者でもないわけです。

そこへ、
「あんたここで自決しちゃ駄目。
 敵の銃口に対して責任取ってくれ。」

みたいな神経逆撫でなこといわれるわけです。
しかし、チュンの言わんとしてることを瞬時に理解し
思い直したビュコック爺さんには痺れました。

何かと設定の甘い銀英伝ではありますが、
このシーンだけは非常に実社会に近いものを
感じて満足なシーンでもあります。


艦艇の少ない中、また素人集団の烏合の衆を指揮して
善戦したビュコックと、その限られた条件の中で
敵艦の動力部だけを狙わせて漂流させ時間稼ぎをする
機転の利いたチュン。

ちゃんとした数の精鋭部隊で戦わせてあげたい思いがしますね。
そしてもう少し早くチュンやラルフカールセンのような
有能な指揮官や参謀に活躍の場が与えられていれば・・・。
防戦一方になっていく同盟の様を見るにつけ思う次第であります。


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