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ロイエンタール審問は茶番劇 [銀英コラム]

銀河英雄伝説において、心ならずも叛旗をひるがえした
ロイエンタール。そのフラグになる第1回目の審問。


発端は恥をかかされたラングの個人的感情。
ロイエンタール嵌め込み。

そのコンテンツが、軍部独裁気質の強い王朝に
司法局の存在を示したいグルックの思惑と一致。

さらに、ラングの個人的感情発を察知しながらも
ロイエンタール牽制のために了承したオーベルシュタイン。

様々な思惑を含みながらラインハルトに到達。


結局、この時点ではラインハルトとロイエンタールの絆は
強固なものであり、周りの人間が右往左往して
勝手にスリリングな事として捉えているのがわかります。


ラインハルトが審問するシーン。
ラインハルトは横を向き、何か別の事を考えてるような趣。


審問が始まっても、周りが感じるであろう疑問などを
代表して聞き、解決していくスタンス。

ロイエンタールの窓口になったのが、ミュラー。
ロイエンタールやミッターマイヤーの弟分的な人間が


窓口になってる時点で、ラインハルトのやる気の無さというか
くだらない問題だと箸にもかけない対応が伺えます。

ベルゲングリュ-ンが顔面蒼白になるような
スリリングな発言をズケズケと言うロイエンタール。

ミュラーへの信頼、そして窓口をミュラーにした
ラインハルトの真意を把握しての発言ですね。
まさに出来レース。

審問をするラインハルト。
そしてそれを受けるロイエンタール。
極めて予定調和的な会話。

5年前の初訪問の件を持ち出したラインハルト。
これは、互いの友諠を確認する意味があったのでしょう。
軽く確認取ればそれでいいみたいな信頼。

信頼というよりもやはりこれは、周りを納得させるための
両者の劇であった。
そんなシーンに見えますね。

直後、ロイエンタールはラインハルトにより
ノイエラント総督になります。
帝国第二位の武力集団。

一見、さらなる忠誠を尽くさせるための心理学的なものに
感じますが、私は少し違う感覚をもちました。

それは、戦闘中毒のラインハルトが近く来る平和を敏感に
この時点で感じ取り、自分の敵となりうる相手を残しておきたいという
願望が、上記心理学的な衣を着て出されたのではないかと。

「私は戦いたいのだ。フロイライン。」

とんでもない輩です。
命は1つしかないのに、こんな皇帝の元で戦死するの嫌ですね。









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